風呂作り6
- movicmen
- 2018年12月16日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年1月27日
今日も引き続き風呂づくり。
昨日無事に風呂釜が座りました。
今日は煙道を作っていく予定ですが、その前に排水の仕組みを整えます。

風呂釜から排水の管を伸ばし、その水をいったん桝で受けます。
その桝に塩ビのパイプを通し、排水します。

桝の据え付け。
そしてさきほど空けた穴に、パイプを差し、外部へと出します。
パイプの出し先は、あらかじめコンクリートブロックに穴を空けておきました。

そのパイブも、砕石で埋め、設置完了。
同時に煙道を立ち上げる底のレンガも、据えていきます。

煙道をつくる準備が整いました。
これから作る煙道の幅は、およそ10cm。
諸条件にもよるらしいのですが、だいたいこれくらいの幅が適当なのだそう。
狭すぎると煙を引き切らないし、広すぎても早く引きすぎるのだそう。
煙をちょうど良いスピードと量で引き回すための、ちょうど良い幅なんだそう。
上の写真にあるように、風呂釜の両端の隙間から、煙が煙道にあがってきます。だから、煙道はその隙間のキワから、レンガを立ち上げつくっていきます。

レンガを立てて、積んでいきます。



洗い場側のレンガを一段積んだら、そのまま側面へと回していきます。

外(焚き口側)から見たところ。
先ほどの洗い場側から一段目を積んで回ってきたところです。
このレンガと風呂釜の隙間の目安が、10cm。
ここで、わかりますでしょうか。
風呂釜の勾配に合わせて、レンガも少し倒してます。
こういう細かい工夫にも、神経を配るわけです。
ほんとに随所に、稲吉さんには感嘆しきりです。

1段目が終わると、2段目をまた洗い場側から積んでいきます。

2段目も、側面を回していきます。
ここでも、風呂釜の傾斜に合わせるようにレンガを。
こちら側の側面は、風呂釜と風呂の空間の寸法上、少し隙間が広いです。
余ったブロックで、倒して積んでるレンガの補強。
この隙間の空間は、最終的には埋めるそうです。

反対側の側面。
こちら側から風呂釜を合わせたので、こちら側はレンガ一枚分と煙道の10cmでいっぱいいっぱい。

最初に墨だしをした時の計算通り。
僕には全然見えてなかったけど、稲吉さんはこういう想定をして、墨だししていたんだなあと。
ここでも、すごいなあと感嘆です。

結局、煙道の立ち上げは、レンガ2枚半分。
そこまで立ち上げたら、風呂釜との10cmの隙間を、半分に薄く切ったレンガをつっかけるようにして、蓋をしていきます。
これを、面戸(メンド)といいます。

これで洗い場側の面戸ができました。
四方全部塞げば、煙道の完成です。
すごい!!!!!
今日はここまで。
明日は、残り三方の面戸をし、洗い場を作っていく予定です。
だんだんと形になってきた。。
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