クサビのやり直し

2017/08/15

先日、貫を入れた後に、それを固定するクサビを打ち込んでいたのですが、今日はそれのやり直しです。

お世話になっている伝統構法の大工さんにご指摘頂いて、発覚しました。

 

 

まずは一度打ち込んだクサビを、引き抜いてみます。

 

 

 

これが、僕が最初に作って打ち込んだクサビです。

僕はクサビってこんな感じだと思って、安易にやってしまっていました。

どこが悪いか分かるでしょうか?

 

 

作り直したもの。正解はこんな感じなんです。

 

最初のものがどう悪いかというと、角度が急すぎて、柱の角っこにしかクサビが効いていなかった点なんです。

 

対して作りなおしたものは、角度をゆるーく作っていて柱の中心部までクサビがジワーッと効くようになってるんです。

 

 

左側が良いクサビ。右側がだめなクサビ。

 

寸法は、4寸の柱に対して、両側から打ち込み、2寸ずつ入り芯(真ん中)でぶつかる計算。クサビ自体は2寸5分の長さで作ってある。

幅は貫と同じ6寸。成(縦方向の高さ)は、クサビを差し込む穴が5分程度なので、5分5厘から8分へ向けて勾配をつけてある。かなりキツイくらいのが効きが良い。

 

ちなみにクサビに使った材は、柱材であるスギに対して、少し固めのヒノキ。

これも、効きを良くするため。

 

 

玄能でかなり本気で何度も叩いて、やっと入る感じ。

 

 

 

量産して、すべてのクサビを打ち変えました!

 

 

 

両側から打ち込み終わったところ。

柱の寸法が4寸。クサビは2寸5分ずつ。真ん中まで入り合って、残り5分が見えてる状態。

 

 

うん、ガッチリ決まった感じ!!

 

この構法は、筋交いや金物を使ってないので、この、貫+クサビが、非常に大事になってくるというのです。先ほどの伝統構法の大工さんから教えて頂きました。聞けてよかったです!!ありがたし!!!

 

 

とても勉強になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

ブログカテゴリー