お庭工事23 新たな動き
5時40分起床、日記。
6時みんな起床。
朝ごはんを食べて、8時みんな出発。
掃除、ニワトリさんのお世話。
9時、現場着。

残り下草植栽、土入れ調整、掃除、道具片付け。
そして、植物のネームプレート差し。

14時頃から、お施主さんである衛藤さんご夫妻と一緒に、植物の説明。
どんな植物なのかとか、日々の付き合い方のことだとか、作った僕の立場から、お施主さんの元へと受け渡すにあたり、なるべくすんなりと馴染んでくれるようにと思い、有用だと思うことをお話ししました。
お施主さんが、肩肘張らず、受け取れるように。
そして、15時過ぎから16時くらいまでちょっと剪定。
やっぱり全部は出来なかったので、明日もう1日で、最終日となりそうです。
今日、脚立を除いたほぼ全ての道具を積み込み、
16時半帰宅。
今日は夜、まちづくり協議会の会議があるので、夜ごはん作りと早めのお迎えのため早めの帰宅です。
納豆チャーハンと味噌汁をつくり、17時半子どもたちお迎え。
ごはんを食べて、お風呂に入れて、
19時からおおつる交流センターにて、まち協会議。
今日は、いよいよ今週土曜日に迫った、夏祭りの最終打ち合わせ。
準備状況の確認、当日の役割分担の確認、雨天の場合の確認など、最終調整をしました。
21時まで。
そして今日は、全体会議のあと、一部のメンバーで、少し別の話をしました。
内容は、僕も今日まで知らなかったんですけど、今いくつか企画が持ち上がっているようで、それについてのこと。
ひとつは、”サルベージ・パーティー” なるもののこと。(名前は、おおつる1コイン食堂)
サルベージ・パーティー(通称”サルパ”というらしいです)とは、家庭で使いきれない食材をみんなが持ち寄って、シェフがおいしい料理に変身させ、みんなで食べる。というものらしいのです。(なんだか今都会を中心に流行っているそうなのです。はじめて聞いた…。)
調べると、もともとサルベージというのは、”サルベージ船” という、海で座礁や沈没した船を、引き揚げる作業をするもの。らしいです。
そこから、”捨てられる食材を救済する” という意味で、この言葉が使われるようになったみたいです。
元々この企画は、”食育” などの分野を含む、県(だったかな?)の推進事業のようで、テーマに則した活動には補助金が出て、応募による抽選があったみたいなのですが、大津留のまちづくり協議会もそれに応募してて、当選したらしいのです。
そこに、何度かご紹介しましたけど、地元庄内で安心で美味しい食を提供してくれてる、由布ポタジェの佐藤さんが、それなら、サルベージ・パーティーをしませんか?と、企画を提案してくれたようなのです。
それを、まち協とともに練ってきたらしいのです。
今回は、大津留内外から参加者を募って、それぞれが家庭で余った食材を持ち寄り、由布ポタジェの佐藤さんが調理して、みんなで食べる。と、いうもの。参加費は大人500円。子ども100円。
それで、おおつる1コイン食堂という名前。
佐藤さんは、元々子ども食堂をやりたいと思っていたらしく、今回は子どもに限ってるわけじゃないけど、少しずつこういう試みをやっていきたいと、おおつるまち協に企画を持ち込んでくれたそうなのです。
ほぼ内容も決まって、10月16日に実施予定なのだそうです。
そして、まち協スタッフとして、その企画の推進に携わってくれてたのが、大津留の地元の方で、まち協発足以来、事務局の要として色んな調整をしてくれてる、首藤郁子さんという方。
それと、今年度からこの地域の地域起こし協力隊として入ってくれてる、武田優希さん。
優希さんは、それだけでなく、プラスその企画と合わせて、”0円キッチン” という、映画上映をしたいんだということも、提案してくれていました。それが、もうひとつの企画。
その映画上映を、9月のおおつるマーケットの時に、10月の企画のプレイベントとして、やってはどうかと。
と、そこまでが、今日僕が聞いた内容。
一応今僕は、おおつるマーケットを主で実行する、地域振興部の部長という立場なので、このタイミングで相談してくれたようです。
そして合わせて、相談ごとの内容として…
今回こういう企画が立ち上がり、これからも、こういった少し大きなテーマを持った企画が持ち上がってくる可能性がある。その際に、それが単発単発のイベントになってしまうのはもったいないから、何かそういった考え方や活動内容を包括するような、枠組みをつくったほうがいいんじゃないか?
という相談でした。
今回企画されてるイベントは、どちらも、”フードロス” というテーマを取り上げたものです。
まだ日の浅い僕が言うのもなんなんですが、これまで、おおつるまちづくり協議会では、”地域活性” とか、”移住促進” とか、”地域をより良くするために… ”というテーマで、主に活動してきていると思います。
フードロス、というと、もう少し地球規模というか、世の中の問題を背景にしたテーマで、これまではまだ、そういった問題にアプローチしていこうという姿勢があることを、公言していませんし、内部としても、まだそこまでの目線は持っていないように思います。ほんと僕が言うのもなんなんですが…。
(もちろん、メンバーの中に、そういった目線を持ち、それに則した活動をなさってる方もいます。)
だから、この度こういうテーマを取り上げることになったのは、とても良い機会だと、個人的には思います。
おおつるまちづくり協議会が、こういう目線とそこにアプローチする姿勢があることを、内外に認知させていくスタートラインになるんじゃないかと。
そして、実際に行動していくスタートラインになるんじゃないかと。
なので、それを積み上げていく枠組みがあるのにも、賛成です。
今回のフードロスの問題を皮切りに、色んなジャンルの地球規模問題に対するアプローチを、すべてを包括するようなコンセプトを持つ枠組みが。そうすれば、この先実施していく様々な試みが、一貫してひとつのコンセプトの元行われるものだと、内外ともに理解しやすいから。
もちろん、”おおつるまちづくり協議会” 自体が、そのコンセプトを掲げられると一番いいんでしょうけど、前述したように、まだ意識の成熟段階が、そこまで行ってないという現状があります。
(いやほんと、偉そうに言うてますが…。それに、何をもって成熟してるか否かなんて、正解や基準なんかないもんだと思うから、完全に僕の主観なんですけどね…)
だから、その状態でいきなり、世界の問題にアプローチしていく旗を掲げましょうと口で言っても、ピンとこないだろうし、逆に敬遠されてしまう恐れもあるかと思います。
(なぜなら、世界の問題にアプローチしていくということは、現常識とは反対の価値観を伴うことも多いし、もっと言えば、今の自分たちを否定することになってしまうこともあるだろうから。)
(…ちなみに、でも僕は、今の自分の状況を批判することになってでも、”理想” を言うことは、決して悪いことじゃないと思います。それは、今の”事実”を素直に認め、だから変わっていこう、とするスタートラインだと思うから。今の世の中は、そこから目を背けてることが、多いような気がします。 はい、話が逸れました。。戻します。)
だから、フットワーク軽く、イベントを積み重ねて、ジワジワと「ああ、こういうことか」と実感してもらいながら、意識の成熟を進めていくプロセスを踏むのであれば、最初からいきなりストレートに言うのではなくて、言い方は悪いけど、こっそりと浸透させていくのが良いんじゃないかと。。
その為には、おおつるまちづくり協議会の傘下ではあるんだけど、”ちょっと特殊なことを試みるような位置付け” のような会があっても良いのかなと。
…と、そんな話を、3人で立ち話的にしました。
もし、9月のマーケットでの上映会イベントから、その旗印を掲げた枠組みに含めるのであれば、そのイベントを告知し始める9月10日くらいまでには、その枠組みを明確にしとかなきゃいけません。
とりあえず、近々また話し合いましょうと。他にも、賛同してくれそうな人にも加わってもらって。
ということで、一旦この日は解散しました。
なんにせよ、今までになかった新しい風なので、個人的には嬉しく思っています。
今まで、そういう世の中の諸問題について議論を交わせる場なんてなかったから。何もセーブすることなく、口に出したり話し合えるのが、とても嬉しい。郁子さんと優希さんに、感謝です。。
(でもほんとは、地域活性を含む個人個人の暮らしも、遠く離れたとこで起こってるように見える世の中の問題も、全部繋がってて因果関係にあるわけだから、同時に語られないと、どっちも解決し得ないと思いますけどね。
はやく、それがあたりまえに、なるといいなと思います。)
良い方向に、進んでいくといいなと思います。
いや、進めていこう。
22時帰宅。
みんなはもう就寝。
0時まで、先日現調に行ったお庭のプランニング。就寝。
ワクワクの種から芽が出たような気がした日でした。
さて、明日はいよいよ別府おぐらさんの最終日。
最後までがんばろう。。