ブログ「あしあと」

春区役② そして思うこと

春区役、2日目。

今日も朝8時に、村のみなさまで集合。

昨日もそうでしたが、ご年配の方は、比較的軽い作業へ。

若い人たちは、ツワモノの方に連れられて険しいところへ。

僕たちの今日の作業は、「つくろい」と呼ばれるもの。

水路の補修と、昨日上げた戸を閉める作業です。

つくろいには、「しっくい」と呼ばれるものを使います。

しっくいとは、粘土と石灰と水を混ぜて、練ったもの。

これを必要箇所に塗りつけることで、固まります。

それにより、水漏れや破損してるとこを補修したり、

昨日開けた戸を閉じたりするのに使います。

粘土と石灰をよく混ぜ、

それを布の上に乗せ、水を加えながらよく練っていきます。

こんな風に、2人1組で、足で踏みながら練っていきます。

練り終わったら、肥料袋などに入れ、これをリュックに詰め込み背負って、山に入っていきます。結構、重いのです。

残念ながら、今日はさらに濡れる可能性があるので、カメラは持っていきませんでした。

これは昨日の写真ですが、このような戸を外したところを、また板をあて、しっくいで止めて塞いだり。

閉じてる戸で水漏れしてるところを、ヌキを通って内側に回り、しっくいを塗りつけ塞いだり。

そんなようなことをしました。

今日はお昼過ぎには、予定の作業が終了。

今年の春区役も、無事に終了しました。

…いやそれにしても、何百年も前、この水路を手作業で作ったということに、ほとほと感心してしまいます。

山の硬い層を、ツルハシやノミを使って、コツコツと掘り進めたんでしょう。きっと、気の遠くなるような作業だっただろうと思います。

どうやって、村までの道筋を定めたんだろう?

どうやって、きちんと水が流れていく勾配を、測ったんだろう?

ほんとに昔の人の能力は、計り知れません。

現代人よりも、ずいぶん能力が高かったんだろうなと、思ってしまいます。

人間、やればこんなことが出来るんだ。

と、勇気をもらえます。

…合わせて思うのは、昔の人は、今よりも、先を思っての行動が、ちゃんと取れていたんだろうな。と、いうことです。

うまく言えないけど、どんなに大変なことでも、先を思い必要なことであれば、きちんと実行できていた。

もっといえば、たとえ自分自身にはそんなに利益が無いようなことでも、誰かが・いつかは必要なことであれば、きちんとそれを思って、やっておいてあげるのが当たり前だった。

今は、個人としても、企業や行政など組織としても、もっと目線が近くなっていて、自分の保身や目先の利益が先立ち、ちょっと大変なことや、自分や目先にとって利益のないことであれば、それは出来ないというか、しないのが当たり前になってる気がする。

先を思えば、あとで自分が、もしくは誰かが、困ることは想像できることでも。

いや、想像することすらしないようになっちゃってるのかな。。

利益のない行動は、できない。しないのが当たり前。

今の世の利益とは、お金。

お金になるかならないか。それが、行動の判断基準。

そのせいで、お金にはならないけど、本当は価値のあること・本当はしなければならないこと、が、どれだけ端に追いやられてきただろうか。。

そのツケは、現代でも如実に現れてると思うし、この先、もっと顕著になってくると思う。

お金になるならないは関係なく、本当に価値のあること、しなければならないことに、自分の時間と労力を費やしていきたいな、と、思っています。

…すごく話が飛躍しちゃったけど、

今回の水路仕事を通して、あらためてそんなことを思いました。

午後からは、ファミリータイム。

あー、さっきの話とのギャップが。。

しかも今日は、嫁さんとの結婚式記念日なのです。

結婚記念日じゃなくて、式を挙げた日。

なので、ちょいとお酒を買って、

帰って嫁さんがシチューをつくってくれて、みんなで乾杯。

子供たちも、特別にオレンジジュース。

ほろ酔いになって、こどもたちとお風呂に入って、

21時みんな就寝。

さて、また明日から、コツコツと。

必要と思われるべきことを、ひとつひとつ、やっていきましょう。。