風呂作り3
今日も引き続きお風呂づくり。
今日は、まず、風呂を作る際に、木部が干渉するとこの処理を。
木部が干渉するところは、レンガと接するか、モルタルなどと接するので、そのままでは水を吸収するし、その他の素材と引っ付かないので、いけません。
防水用の紙を貼り、その上にラス網を貼って、モルタル塗りを。
という処理をします。
これが防水用の紙。
これがその上から貼る網。
モルタルの食いつきを良くする為のものです。
まず紙を貼り、その上から網を貼ります。
どちらとも、タッカーを使って止めました。
外側も。
そして、炉作りの続きを。
まずは、底面を作っていきます。
耐火レンガを張るところの下地に、軽く下地コンクリを打ちます。
両側とも。
そこに、耐火モルタルで耐火レンガを据え付けていきます。
続いて反対側も。
材料(モルタルなど練ったもののことを、そう呼ぶ)を、レンガに付ける手際の良さが、見ていて気持ちいい。
一番外側は、直接火が当たらないとこになるので、普通の赤レンガで。
反対側も。
それぞれの目地も、耐火モルタルで埋めていきます。
底面が出来ました。
真ん中の窪みは、底面の他の部分より、少し低くなる部分なのです。
まだ後でレンガを敷くそうなのですが。
この部分のことを、「火袋」といって、ここに少し凹んだ袋があることで、火がよく燃え、よく火が上に上がり、風呂釜に良く火が当たるそうです。
うーむ、知恵…ですね。
底面が出来たので、ここから先は、炉の壁面を立ち上げていき、空間を作っていきます。
まずは焚き口の形に合わせ、レンガを立ち上げていきます。
入り口付近が立ち上がりました。
と…、ここまでやってみたのですが、このままの高さでいくと、脱衣所から風呂の洗い場への段差がつき過ぎるということが発覚…
焚き口と底面の高さを、一段上げることにしました。
一度レンガを2段分はずし、再度焚き口を設置しながら、積み直す。
一段焚き口が上がったのが、わかります?
焚き口の高さまで正面のレンガが積めたので、焚き口の上にもレンガを積み、さらに焚き口を固定。
そこから左右は、まだ埋めてしまうと中の作業がしにくくなるので、保留。
ここから、奥へとレンガの立ち上げを伸ばしていき、炉の空間をさらに伸ばしていきます。
今日は、その作業の、途中まで。
明日また炉の形づくりを、引き続き。
今日もとても、勉強になりました。
明日もまた、楽しみです。