左官さんに会いに 漆喰10
5時起床。ブログ作業。
6時45分みんな起床。
朝ごはんを食べて、8時みんな出発。
僕は掃除洗濯を、
軽トラの片付けと、少し家周りの草刈り。
現場で余った腐葉土も下ろす。ウチの畑にすき込もうと思います。
そして今日は、昨日みのはらさんが紹介してくださった左官さんに、早速会いに行ってきました。
その方は、杵築市にお住まいの、稲吉喜久男さんという方。
御年78歳ながら、バリバリの現役でされてる方です。
お会いして、お風呂の相談をはじめ、いろんな話をさせてもらいました。
紹介してくれたみのはらさんも言っていたけど、このあたりじゃ今じゃ稲吉さんくらいしか出来ない仕事がいっぱいあると。
稲吉さんの奥さんや、稲吉さんの馴染みの建材屋さんともお話しさせてもらったけど、みんな言ってました。
この人じゃないと出来ん。この人に任しとったら大丈夫。この人が手を入れたら、とたんに良くなった。と。
例えば、古い瓦屋根の補修(100年くらい前の、瓦を三枚重ねにして漆喰で止めてある屋根)だとか、武家屋敷の土壁の補修だとか、おくどさんの補修・製作だとか、古民家の雨漏りの補修だとか。。
すごい人なんだなーと、思いました。
でも、稲吉さんからは溢れている雰囲気は、とても柔らかくて、いつも笑顔で、親切で、面倒見が良くて。そんな感じでした。
稲吉さんと話をしていて感じたのは、周りからすごいと評される人でも、何か特別な能力や力があるわけじゃなく、ただただ、目の前の仕事に対して、
丁寧に、根気よく、手間を惜しまず、やってきただけなんだなということです。
人がめんどくさがったり、投げ出したり、簡易に済ませたり、多少クオリティは落ちるけどもっと楽な方法へと移行するところを、稲吉さんは、妥協せず根気良く最後まで最善のことを、やり続けた。
ただ、それだけの違いなのかもな、と、思いました。
「だけ」と言うと、ちょっと語弊があるかもですが、その「だけ」が、どれだけ難しいかも、感じれます。
僕も、そういうコトを、積み重ねていきたいと、思います。
ちなみに稲吉さんは、鏝絵(こてえ)の絵師でもあるんです。
杵築の街並み点在する、稲吉さんの鏝絵を案内してもらいました。
老舗のお米屋さん描かれている、大黒さま。
大黒さまと恵比寿さま。
この鏝絵というのは、全部漆喰で塗られてるんだそうです!!
顔料を使って色を入れて。何層も塗り重ねていくそうです。
そのため近くで見ると、すごく立体的!
杵築の町を、色々と案内してもらいました。
よく見ると杵築の町は、古い建物がたくさん残ってたり、瓦屋根・漆喰壁の建物がたくさんあるなーと、気付きました。
素敵な町です。
16時半ごろ、帰路につく。
その足で、保育園お迎え。
18時過ぎに帰宅。
夜ご飯はカボチャスープと、肉野菜炒め。
お風呂に入って、21時みんな就寝。
今日はそのあと、しっくい塗り作業。
頑張って3面ほど、塗りました。2時半まで。
今日もよい、一日でした。。