悩む外部仕上げ 中塗り17
6時半みんな起床。
朝ごはんを食べて、8時みんな出発。
掃除洗濯をして、9時半作業開始。
昨日までの数日、建具まわりのことをしてましたが、今日はまた、土壁塗りに戻ります。
…実は、これまでずっと、外部まわりの仕上げを悩んでいます。
なかなか、これでいく!!ってのが、自分の中で決まりません。
これまでの経緯としては…
そもそも最初から、外部はこれでいく、ってのが、はっきりとは決まってませんでした。やりながら決めようと。
うっすらと、外部は板を張ろうかな、とは思ってたのですが。
というか、あわよくば土のままでなんとかならないかな?と思ってました。
それで、決まらぬままとりあえず荒壁まで行い、荒壁のまま他の工程を進めてったわけですが、先日の台風で、壁が洗われ、土が落ちる様を見て、あ、やっぱこのままじゃイカン。。
と、思いました。
やっぱり、なにかしらの雨仕舞いをせねばと。それも早めに。
ということで、決めよう、ということになったのですが、なんか板を張るのもしっくりきません。
そこで、先日も少し書いたように、外部も内部と同じ、漆喰で仕上げようと思い立ちました。
そこから漆喰のことを調べ始め、外部に使用する場合は油を混ぜるだとか、やり方を勉強していきました。
そして先日、とりあえず使用する漆喰を購入し、練って寝かせる。。
という、ところまで来てます。
今、最終的に悩んでいるのが、漆喰の施工方法です。
一口に漆喰と言っても、調べると、いろんなやり方があるようです。
仕上げは、ツルツルのコテ押さえなのか、あえてラフに塗ってアジを出すのか。下地は、中塗り土なのか、”砂漆喰”(漆喰に砂を混ぜたもの) なのか。
その砂漆喰を、仕上げとする例もある。
色は真っ白でいいのか。違うとしたら、どんな色合い・風合いがいいのか。
そのためには、何を混ぜればいいのか。土を混ぜるのか。。その際、漆喰の防水性能は落ちない?
などなど、細かいけど、悩むべき要素がたくさんあります。
そして、悩む理由が、もうひとつ…
僕が作ってる家は、”真壁”というやつで、壁面が、柱の中におさまってます。(柱より壁面が引っ込んでる。柱が見えないのが大壁)
その、柱が壁面よりも出っぱってる部分のことを、”チリ” といいます。
僕は、設定として、そのチリを15mm、ということにしてました。
土壁を塗る前に張った養生テープも、15mmのとこで張ってます。
なので、壁の仕上げが、”柱より15mm引っ込んだとこ” になります。
なのに、あろうことか僕は、荒壁塗りの時点で、その養生テープギリギリのとこまで塗ってしまったのです。
仕上げ予定がチリ15mmのとこなのに、荒壁の時点で、もうチリ15mmのとこまで塗ってしまったのです。
これでは、中塗り分の厚みも、仕上げ分の厚みも、とれないのです!!
ちょっと引っ込んでるように見えますが、ほとんど厚みの余裕がありません。
なぜこうなってしまったかと言うと、
①できるだけ壁厚は厚いほうが、断熱・蓄熱効果が高いだろう
②だから、どうせ板を張るし、めいっぱいまで塗っとこう
③それに、乾くとかなり縮むんでしょ?どうせもっと引っ込むだろう
そんな考えからと、仕上げのことまで頭がいってないこともあって、そうやってしまいました。
※ちなみに、内部のほうは、経験値が上がってた分、仕上げのことまで頭がいってたので、ちゃんと中塗り+仕上げ分の厚みのことも頭に入れて、荒壁を塗ったのです。
荒壁は縮むのは縮むんだけど、それは主にこっちの方向でした。
こういう方向へは、確かに結構縮むんです。
厚み方向へは、あまり縮まなかった…
で、そういうこともあり、砂漆喰なら、中塗りを飛び越えてできるんじゃないかとか、そういう検討要素もあって、仕上げ方法を決めきれずにいました。
でも結局、これはもう感覚的にですけど、いずれにせよ中塗りをしないと、漆喰塗れないなと。
漆喰を練ってみてあらためて思ったので、中塗りをすることにしました。
中塗り+仕上げ分の厚みを確保するため、 養生テープを少し切る。
張り直すのがめんどうだったので、こうしました。
張り直すのと、手間あんま変わんないかなーと、思いながらも。。
今日は、なんかいろいろ悩んでふんぎりがつかなかったぶん、あんまりできなかったけど、それでも数面、外部の中塗りを進めました。
17時半作業終了。
保育園にこどもたちをお迎え。
ごはんを食べ、お風呂入って、21時半みんな就寝。
みんなが床についたあと、僕は急いでホームセンターへ。
先日、夜作業用の照明が壊れてしまったので、新しいのを買いに。
帰ってきて、まだ少し残ってる内部の中塗りを一面。
明日も引き続き、外部の中塗りを進める予定です。。
外部も全部中塗りするとなると、けっこうかかるなぁ…
まーでも、がんばってテクニックをあげて、少しでも速くできるようにがんばろう。