中塗り①
6時みんな起床。
朝ごはんは、昨日のお鍋の残りを、雑炊。
8時にみんな出発。
僕は掃除洗濯。
昨日は、やっぱり歯医者行ったり軽トラ取りに行ったりで、ほとんど作業できませんでした。
といいつつも、ブログのアップが溜まっていたので、9時から12時まで、こうおんさんちでブログのアップ作業をさせてもらいました。
(僕は家にネット環境が無いので、パソコンのメモに記事を書いておいて、画像を準備しておいて、ネット環境があるところで一気にアップしてます。こうおんさんちにはWifiが飛んでて、ときにこうおんさんがお留守でも、縁側で作業させてもらってます)
お昼から、気合いを入れ直して、中塗り作業に取り掛かりました。
ほんとは家周りの草刈りとかもしたいんだけど、今は家づくり早く進めなきゃだし、中塗り作業が流れに乗るまでは、目をつぶりながら、家づくり作業にあたります。
いよいよ今日は、中塗りを実際に塗ってみます。
先日も書きましたが、これが、荒壁土を水で濾して、目の細かい石や砂やワラを取り除いたもの。
トロトロの泥のようになってます。
こうやって荒壁土を濾して、中塗り材として使う意味としては、
①きめの細かい土にし、仕上げの下地となる中塗りを平滑に塗りやすくする為
②(ワラを混ぜて寝かせ、発酵させて作った)荒壁土の、粘着&固まって強くなる成分は、そのまま活かす為
という風に、認識してます。
先日濾したばかりのときは、まだ水分が多すぎる状態でしたが、トロ箱に移して放置しておいたので、ほどよく固形化してきました。
このトロトロの泥に、砂とワラスサを混ぜて、中塗り土とします。
砂は、割れ防止の為(土のままだと、収縮が大きくて割れる。砂を入れることで、それを緩和する。砂の量が増えるほど、割れにくくなるが、強度は落ちる)
ワラスサも、割れ防止と強度維持を補う、ツナギの為に入れます。
濾した土 + 砂 + ワラスサ
を、混ぜたもの。
この時点では、砂の色(グレー)が強く出てますね。
乾くとまだ土色に寄るはず。
塗りやすさ&割れにくさ、の、ベストな配合というのは、土によって違うので、とりあえず質感の感覚で作ってみました。
というか、ちゃんと測ればよかったな…
失敗した。これじゃ比較検討できないじゃん。
次は測ろう。
まあとりあえず塗ってみないことには分からないので、これで一面塗ってみます。
塗り厚は、8mm前後。
荒壁を、仕上げ予定より10mm控えに仕上げたつもりなので、仕上げが2〜3mmとして… という計算です。
でも、際が反り返ってたり、僕の塗り癖なのか、中心部がへっこんでたりしたので、結構場所によってまちまちになってしまいました。
中塗り厚は、15mm以上にはならないほうがいいよ、とも聞いていたので、それはクリアーしてるかな。
とりあえず、荒壁裏返し塗りを一番最初にした面から、塗ってみました。
これは梁より上の部分。
基本、壁塗りは上から下へと塗り進めるようにしてます。上塗ってるときに土が下に落ちて、汚してしまうので。
中塗り土は、荒壁土より、少々塗りにくい。
砂が入って、粘着性が少し落ちてるぶん。
それと、やっぱりまだ濾した泥が多く水を含んでるので、作った土も水っぽいのもあって。
丁寧に気をつけて塗らないと、ボトボト落ちる。
でも、慣れてきて、土ももうちょい水分が抜けると、荒壁塗りよりは早そうかな。
ということで、今日はこの一面のみ。
18時、家族が帰ってきて、お風呂に入り、夜ごはん。
ちょっとなっちゃんもろくちゃんも機嫌わるし。
先週末の疲れが出てるのかな。
21時就寝。
しっかり寝て、回復してくれるといいな。