建具(窓)の材料取り
5時半起床。
朝、建具の作り方をもう一度確認する。
朝ごはんを頂き、8時頃作業開始。
まずは材料取りからです。
今回、建具の框としての材を取らせてもらう板材です。
厚みが35mm程度。これを、芯のほうから使っていきます。
今作ってるお家は、ほぼ内部建具はないので、今回作るのは全部、外部に面したガラスの入る窓です。
なるべく赤身のとこを使ったほうがいいということで、割り振ると、2寸幅のものが3本取れそうです。わく時の刃の厚みを考えて、2寸1分で墨付け。これで、框の幅が2寸(60mm)ということが決まりました。
この機械で、染谷さんの息子さんの智彦さんがわいてくれました。
帯鋸(オビのこ)という機械だそうです。すごい!!
帯状のノコに材をあてがい、真っ直ぐにわいていきます。
厚み35mm、幅60mmの框材が取れました。
ここから、実際の必要長さ寸法に、少し余分をみて切り分けていきます。
なるべくソツ(無駄)が出ないように、考えながら振り分けます。
それぞれの窓の大きさに切り分けた状態。
これを、智彦さんと染谷さんが、自動ガンナをかけてツルっとさせてくれました。(こういうのプレーナーをかける、って言うんだっけ?)
自動ガンナで仕上げてもらった状態で、最終的に、厚み33mm、幅58mmの框材となりました。
これを、窓一箇所につき四方1セットに組み分けていきます。
このとき、なるべく板目のものを使うように、なるべく目の詰まったものを下桟として使えるように、そんなことを考えながら組み分けていきます。
そしてその後、染谷さんからホゾ取りのレクチャーを受けました。
この材に、ホゾとホゾ穴を加工し、組み上げていくのです。
ここまでで本日は終了。
明日またおじゃまさせてもらい、この組み分けた材に、墨付け・加工を行っていきたいと思います。
染谷さんさん、智彦さん、本当にありがとうございました。
16時半に染谷さんとこを後にし、急いで家に帰ります。
今日は家族が18時頃家に戻ってくる予定。
18時半帰宅。久しぶりの子どもたちとたわむれる。
今日は納豆ごはんと味噌汁で簡単に夕食を済ませ、お風呂に入り、22時頃みんな就寝。
今日もよい、一日でした。。