建具枠と一人とノミ研ぎ
6時半みんな起床。
朝ごはんはパン。
今日から嫁さんと子供達は、嫁さんのお母さんと従姉妹が東京から来るので、お出かけです。
今日から3日間、僕は一人行動。
みんなの出発準備のサポートをし、お見送り。
9時頃から、昨日の続きの窓枠修正の作業に入りました。
16時半ごろまでかかって、なんとか完了。
ここには引き違いの窓が入ります。
もう一箇所掃き出し窓があり、そこの修正も残ってます。タイミングを見てまた行おうと思います。
現場整理をし、晩ごはんは嫁さんが作り置いてくれてた鹿肉ハンバーグ。
たくさん作ってくれたので、お世話になってる近所の元生さんにおすそ分け。お礼に晩白柚をもらいました。
夕食後は、しばらくしてなかったノミ研ぎ。近々また木工に入るので、その準備です。
でもほんと、この研ぎ作業ってのは難しい。
どの世界でも、刃物が一人前に研げるようになるまで、繰り返しの鍛錬と、長い年月が必要だといいます。一朝一夕で出来るようなもんじゃない。
ほんとにその通りだと思います。
でもやっぱり、そこを通らなくして、きちんとしたモノづくりはできない。
どの世界でも、よく切れる自分の刃物を持てるようになることが、技術が上達していく第一歩だと言います。
僕はそういった積み重ねをしていない身でありながら、今こうして真似事のようなことをしている。でも、だからと言って素人が手を出しちゃいけないということでもないと思います。
紛れもなく積み重ねた時間は無いに等しいくらいですが、それでも現時点なりに、一研入魂で刃物を研ぎ、少しでも、気を引き締めたいし、上手く研げるようになりたいし、よい仕事が出来るようになりたい。
僕が目指す方向としては、一つの道を高いレベルに極めるという方向ではなく、どちらかというと、広くいろんなことを、「プロ」には遠く及ばなくとも、自分の納得するレベルで出来るようになりたいという方向です。
人が生きる上では様々な要素がありますから、なるべく、広い範囲を自分でまかなえるように。
突出したことは出来なくても、まんべんなく色んなことができるように。
自分がしたい暮らしを成り立たせられるだけの、必要な技量があれば十分なのです。
でもだからと言って、僕にとっての納得レベルは、今の僕の現状からしたらまだまだ高いところにあります。
だから、目の前の必要なことを、最大限真剣に取り組みたいと思っています。一つの機会で、少しでも上達したいから。少しでも早く、思い描くものを形にしたいから。
でも、やっぱりそれには近道はないと、痛感します。
今日も全然、上手くノミが研げません。3本の叩きノミを研ぐのに、2時間半くらいやってたけど。
大工さんは、1日どれくらいの時間をかけて、ノミやカンナを研ぐのかなあ。
また明日からも、がんばろう。
自分の中で納得できる「百姓」目指して。
お風呂に入って、12時就寝。
嫁さんや子供達はぐっすり寝てるでしょうか。
今日もよい1日でした。。