造成と、土のお引越し
夏の間、色々と他にやることがあり、停滞気味だった家づくり。
ようやく次のステップ、土壁作りへの算段がついてきました!
それに伴い、今まで寝かせてきた ”土” のお引越し。
縁あって大きめの重機が借りられることになったので、先伸ばしにしていた ”造成問題” も一緒に解決してしまえ!!と、実行してみました。
ちなみに造成問題というのは…
この建物手前の丘のようになったスペース。
ここには以前立派な母屋が建っていたのですが、残念ながら、数年前に焼けてしまったそうなのです。その瓦礫が埋まっているのと、このままだと有効活用しづらいというのがあって、なんとかしなきゃなとずっと思ってたことなのです。
さて、がすがすと丘を削っていきますと、
でるわでるわ土の山。中には、瓦・鉄くず・布類・家具など、色々なものも出てきます。
今回、出た土&瓦礫は、敷地裏手の斜面に落とし、盛り土するという選択を取ったのですが、これには散々悩みました。
出たゴミを、どうするのか。
出すにしても、相当な労力とお金がいるし、かといって、土に還らないものを土に埋めたくない。そのふんぎりがなかなかつかなかったのですが、どうせゴミを出しても、その先で処理をするのに、地球のエネルギーが使われる。ならもう、自分のトコで処理してしまえ!というとこに自分の気持ちを落とし込み、実行に移しました。
出てきましたね。
かれこれ1年と3ヶ月くらい寝てる土です。5月に一度ワラを追加し、練り直しましたが、それでも良く寝てます。どうなっているかな。。
んー、良い感じ?になっている気がします。臭いはさほどありません。
ユンボですくい…
作った木枠の中に落としていきます。
ここで、下層に入っているのは、昨年末に土壁塗りの見学をさせてもらった現場で余った土を、もらったものです。
僕がつくった土と、結構色が違います。
下がもらってきた土。上からかぶさっているのが、自分で練った土。
ほらこんなに違います。
僕が作った土は、ほぼグレー。これは大丈夫なのだろうか?
粘り気は、きちんとある。
この違いが、土壁にしたとき、違いになって出てくるのか、それはそれで楽しみです。
お引越し完了!!
布団をかぶせて、もうしばらく、オネンネです。
次目を覚ましたときは、いよいよ、出番です!!
造成のほうは…
途中からあいにくの雨で、地面がぐっちゃんぐっちゃんになりながらも、おおかたは進めることが出来ました。盛り土しながらつくった、裏へ下りていく小道も、なんとなく出来てきました。
ぐちゃぐちゃ地面はあらためて整地し直すとして…
なんだか広くなったーー!!
ここをどう使ってやろうか…
パーマカルチャーガーデン。
子供が遊べたり、多目的に使える広場。
ゆくゆくは子供棟を建てたい。
露天風呂もいいかも!?
などなど。
素敵なデザインを考えたいと思います。
最後に、スケジュールとしては、これから建具枠を入れ、
9月最終週から10月最初の週にかけて、竹小舞施工。
その後10月5日頃には、土壁塗り。
建具枠がスムーズに入れれればですが。
ご興味ある人は、ぜひ見に来てくださいーー。
手伝っていただけたら、お昼くらいはおごりますのでーー!