考えてること

堀家について

いわゆる普通の暮らしをしていた私たちですが、漠然とした未来への不安や、世の中への疑問をきっかけとして、”暮らし方”について、それはそれは真剣に考えるようになりました。

仕事のこと。お金のこと。食べるもののこと。費やす時間のこと。こどものこと。将来のこと。

考えれば考えるほど、すべての要素は繋がっていて、これは根本から 暮らしを組み立て直さないと、変われないなと思うようになりました。

そして私たちは、ていねいな暮らし、「地球や未来に負荷をかけない暮らし」を求めて、2015年に、田舎に移り住みました。

そこから徐々にですが、自分たちが思う ”人や地球に優しいほうの選択” に、出来る事から変えていこうと、チャレンジしているところです。

​もちろん、いっぺんには変われません。

”暮らしのシフト”の入り口に差し掛かったばかりですが、時間をかけ、しっかり本質からシフトできるように、知恵やノウハウを磨いていきたいです。

若いうちから始める、”田舎にベースをつくる” メリット。​

私たちが田舎暮らしをはじめたキッカケや、田舎暮らしを勧める理由は、何も上記のように、社会貢献のためだけではありません。むしろその理由は後付けです(笑)。

​自分たちの未来にとって、確実にメリットがあると思ったし、それは数年田舎で過ごしてみて、確信に変わりつつあります。

実感として分かることは、

1、家のこと(土地にかかる費用が抑えられるのと、※自由な家が建てられる)

2、食べ物のこと(もらったり、作れたり、食費が抑えられる。安全な食べ物を得られる)

3、上がる人間力のこと(手仕事が増える。その経験は、自分の知識となり技術となる)

4、助けてくれる人のこと(昔からの、”助けあい” の文化が、都市よりも色濃く残る)

(※1の自由な家というのは、田舎は「都市計画区域外」というケースが多々あるということから。そこでは通常家を建てるときに必要な「確認申請」がいりません。専門家に頼まず、自分で好きな家をつくることが、都市よりも実行しやすいのです。)

1、2、3番は、正直移住前から期待していたものでした。

何といっても大きいと思ったのは、住んでから分かった、4番です。

この人間関係が構築されてくると、何ともいえない安心感が湧き上がってきます。

上記のようなことが、私たちが思いつくメリットなのですが、これらは一朝一夕では得られません。土地も畑も人間関係も、ゆっくりと時間をかけ、育てていくものです。そして、手をかけた時間の分だけ、裏切ることのない実りをもたらしてくれます。

そういった理由により、出来るだけ早く、”暮らしを包む場” なるものを、育て始めたほうが良いのではと思うのです。

時間も体力もある若いうちから始めると、人生の半ばに差し掛かったころには、安心の土台に十分なり得る、住処や畑や人との繋がりが出来上がっていると思います。そしてそこには、”負債” というものは手元にありません。また、こと育てた土地や畑は、そのまま自分の子供たちに受け継ぐことが出来ます。

都市生活では、”お金” や ”お金を稼ぐノウハウ” は、蓄積できるかもしれません。でも、何かの世の中の流れで、それは一瞬にして価値が無くなってしまう危険があると思います。大きな災害などでもですね。

対して田舎暮らしでは、上記のような直接 ”生きること” に直結したものを、蓄積することができます。

どっちが安心のための準備かなと、考えます。

そして何より、田舎には、私たちを受け入れるだけの ”受け皿” があります。

​そして、若い人たちの力や存在を、必要としてくれている、人たちがいます。

人それぞれ、体力や境遇などとのバランスもあるでしょう。

別のナリワイと、並行でもかまわないと思います。

若いうちから、自分の手で育てる場所を見つけ、自分のペースで、すこしずつでも育て続けることが、もっと世の中のスタンダードになれば良いのにと、考えたりします。

田舎暮らしは、世界を救う。

前述してきたように、

田舎には、土地があり、土と水があり、生み出すための知恵を持った人たちがいます。

田舎では、消費者ではなく、生産者になることができます。

大げさにしなくてもいい。家族や身近なひとの分だけ作ればいい。

それだけで、自分たちや地球にやさしい、生き方ができます。

田舎には、困っている人がいます。

特別な力がなくても、その人たちを助けることができます。

代わりに、自分にないものを与えてもらえます。

自分の持つエネルギーを、自分や周りの人のため、正しく使うことができます。

エネルギーの、きれいな循環をつくることができます。

そしてそれは、昔からの知恵や伝統を、受け継ぎ守ることにもつながります。

​持ちつ持たれつの関係を築くことができ、お金を使うことが少し少なくなります。

余分なものを、必死で確保する必要が無くなり、あるものを分け合うことが、自然とできるようになります。

”足るを知る” ことができるようになります。

それにより、限られた地球の資源を、無駄にしなくてすむようになります。

これまで奪い合っていた、争いが、少なくなるかもしれません。

自然と繋がった暮らしの中、自然の循環の輪の中に戻ることで、本来の安心感を取り戻すことができます。自然の循環の中では、資源が無限だから。

自然と乖離した現代社会の中で、日々生まれているストレスから、解放されるかもしれません。世の中に蔓延している心の病も、減るかもしれません。

ただただ、田舎に暮らしてみるだけで、あるときふと、思いました。

田舎暮らしは、世界を救うんじゃないか、と。

ここでは、私たち堀家の紹介と、家族が何を思い、​暮らしのシフトをはじめたのか、これから何をしたいのかを、ご紹介できればと思います。

同年代の人が、もっと田舎暮らしを選択できるような、そのお手伝いがしたい。

長くなりましたが、前述してきた思いのもと、私たちは、日々をできるだけ楽しみながら(悩むことももちろんあります)、時には試行錯誤しながら、ゆっくりと暮らしのシフトを行っています。

そうする中で、これは、僕たちだけではもったいない。もっともっと、田舎にベースを作り出す人が増えればいいのに。と思うようになりました。

そして、そう思うなら、何かお手伝いができるように、尽力してみればいいんじゃないかと、思うようになりました。

あくまで、私たちのこれまでのノウハウ、身の回りの情報、身近な人たちとの繋がりの範囲内でですが、何か提供できるものがあるのであれば、ぜひしたいと思うようになりました。

​具体的には、移住先(土地や、空き家や、仕事など)を紹介したり、私たちが経験したノウハウ(土地探しやセルフビルドなど)をお伝えしたり、身に付けたい技術を持った職人さんを紹介したり、ライフデザインを一緒に考えたり、暮らしの場のデザインを一緒に考えたり。。

差し当たって、私たちが住む地域のことなら、今すぐにでも紹介できます。現に私たちの村でも、空き家があり、「誰か住んでくれんかな〜」という状況です。

そのほか、一年を通しての村での出来事や、住んでいるからこそ分かるリアルなことを、お伝えすることができます。(ちなみに私たちが暮らしているところは、大分県由布市庄内町というところです)

こんな風に、まずは私たちを ”点” として、その周囲のことを伝えることができる。

そして、わたしたちのつながりの中には、とても素敵な移住の先輩方が、たくさんいらっしゃいます。私たちがまだつながってない、素敵な方々も、たくさんいらっしゃいます。私たちもこれから、どんどんつながっていき、色んなことを教えてもらいたいと思っています。

その先輩方をまた ”点” として、その周囲のことを。

そうやってあくまで知り合いづての範囲ですが、だからこそ、信頼感を伴うマッチングが出来るような気がしています。(移住話が進展するかのカギは、ほんとに信頼関係なので)

みんなで協力すれば、色んな可能性、ベストフィットな場所がきっと見つかると思います。

これから徐々に、”移住のお手伝い”のページに、参考になるような情報も載せていきたいなと思っています。

移住する人にとっても、受け入れる側にとっても、そして世の中にとっても、三方良しな田舎暮らしが少しでも増えるよう、自分たちの暮らしづくりと並行して、そんなことが出来たらなと考えております。

どんなことでもかまいません。何かしら興味のある方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。

話をしましょう。つながりましょう。

お父さん … 伸太(しんた)1982年生まれ。

広島生まれ広島育ち。東京に7年間住む。

IT系の会社員を経て、植木屋での修行。

その後大分にて、工務店ににてお庭設計の

​仕事。