2018年1月5日

荒壁塗り経過

最終更新: 2021年1月9日

荒壁塗りをスタートしてから、ちょこちょこ、友人知人が手伝いに来てくれてます。

左から、同じ庄内で農業を営む、原野さん。

初日にも来てくれた、タケさんと奥さんのあやのちゃん夫妻。

真ん中の方が、由布市の地域おこし協力隊の米澤さん。

と、米澤さんが誘ってくれたご友人の方々。

米澤さんの娘さんの、中学生のしおりちゃん。

時々寄ってくれる、自転車乗りの甲斐さん。

なんだかすごく楽しそう。

タケさんと、ひだまりのけんちゃん。

今はなかなか土壁塗りなんて無いから、みなさん興味を持って、手伝いに来てくれました。

ほんとは、ワークショップを計画してみたりもしたんですけど、1度計画した日が台風で流れてしまったので、特にそういう日は設けていませんでした。

でも、来てくれてとても助かりましたし、みんなでやると、楽しい!

みなさん、ありがとうございました。

…ちょっとここで技術的なこと。

竹小舞の上ではなく、ところどころにある板の上に土を塗るときは、こーやってワラを周辺と渡すように塗りこむと、繋ぎになって、割れ防止になるそうです。

こんな感じ。ワラを渡したあとは、そのワラも塗りこんで隠してしまいます。

12月に入ってからは、やはり朝晩冷えるようになってきたので、凍結対策をしながらの施工をしてます。

昼間塗ったところが、夜までになるべく乾くように、扇風機を当てて、

夜は、ブルーシートをかけて、投光器を当てることで、なんとか凍結させずに進められてます。

最初のほう塗ったところは、だんだんと乾いてきてる様子が分かります。

↑塗って数日はこんな感じで、

↑1週間くらいするとこんな感じで、

↑2週間以上経つとこんな感じに割れてきました。

周辺の隙間も、空いてきました。

ちょっと拡大。

この乾いて割れや縮みが出たところを埋める作業が、「大直し」という工程なんだそうです。

でも、それを省いて、「中塗り」の工程で、隙間埋めを兼ねる場合もあるそう。

丁寧にやると、  荒壁 → 大直し → 中塗り

ちょっと省くと、 荒壁 → 中塗り

となるそうです。

さて、年内は、まだ外部だけですけど、なんとかこのくらい進めることが出来ました。

梁下の広い面は、東西南北ぐるりと終わって、梁上の狭い面が、三分の一くらいまで。

そして年が明けて、引き続き。

ここまでなんとか、凍らずに来れています。

このまま、止まることなく進められるといいな。。

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