2017年11月22日

竹小舞経過〜完了

最終更新: 2021年1月9日

さて、あれからコツコツと、竹小舞を編み編みしてきました。

なんか、この竹小舞の状態って、すごく綺麗です。

見えなくなってしまうのがもったいないくらい。

と、ちょっとここで忘備録…

竹小舞を編んでいく際、縦方向の下側は、ちょっと間を空けておいたほうが良いそう。

いざ土を塗ったときに、結構重さで下がるそうなので、竹が材木に食い込んでしまうのを防ぐ為だそう。

見直して、間隔が空いてないところは、ちょっと切り戻しました。

そんなこんなで、佳境に入った頃、割竹が足りなくなったので、ちょっと作り足しました。

その辺に生えてる真竹。

切り出すには時期的にどうかなと思ったけど、もう冬近いので、大丈夫なんじゃないかと重い、使用することにしました。

割るのは、こんな道具。

三つ割、四つ割、五つ割… いろいろあります。

こうやって。

これを使って、残りの竹小舞を仕上げていきます。

高い位置は、脚立を使って。

そして…

冬も差し迫った11月の終わり頃、ようやく竹小舞完了しました。

竹小舞作業開始したのが9月の終わりだから、約2ヶ月。

やっと、土壁塗りに入れます。

本当は、冬場の土壁塗りについて、いろいろと聞きました。

「凍るとダメになるから、冬場の土壁塗りは御法度」とか、

「空気が乾燥してるから、乾きが早くていい」とか。

冬は止めといたほうがいいって意見のが多かったかな。

ここは冬場氷点下いくしな…。

でも、氷点下になるまでまだ1ヶ月くらいあるし、暖冬かもしれないし、足踏みするのもイヤなので、続けて土壁塗りに入っていこうと思います。

さて、どうなることやら。。

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